コーヒーのコーヒープレスの入れ方
アングロサクソン系の国では、「フレンチプレス」とも呼ばれています。フランスで最も普及しているタイプで、簡単に扱うことができます。
コーヒープレスの抽出法は、シンプルです。フレンチプレスで入れると、他のフィルターコーヒーよりも味わいのあるまろやかな口当たりになります。
デメリットは、カップに少し粉が入ってしまうことです。
- ポットにお湯を入れて全体を温めます。そして、お湯を捨てます。
- 水200mlを94℃まで熱します。温度計が手元にない場合は、沸騰してから30~40秒ほど蓋をしない状態で待ちます。
- ガラスビーカーにコーヒーの粉を14g入れましょう。この時、スケールを使うと正確に量れます。コーヒーの
- 蓋をしてタイマーを押します。この時、まだプランジャーは押し下げません。そのまま4分間置き、コーヒーを抽出します。
- 蓋を外して、液面を覆う膜をスプーンですくって捨てます。
- プランジャーをビーカーの底までゆっくりと押し下げます。
- 底の沈殿物がカップに入らないように注いで、完成です。
コーヒーのエアロプレスの入れ方
エアロビー社の創業者、アラン・アドラーが2005年に発明した器具です。プラスチック製でとても使いやすいところが特徴です。
フレンチプレスよりも短時間でコーヒーを入れることができます。また、ペーパーフィルターを使うため、カップにコーヒーの微粉が入りにくいです。
エアロプレスの入れ方は、「通常の抽出法」と「反転式抽出法」の2つの方法があります。今回は、「通常の抽出法」を紹介します。
- 水250mlを92℃ぐらいまで熱します。温度計が手元にない場合は、沸騰してから30~40秒ほど蓋をしない状態で待ちます。
- フィルターキャップにペーパーフィルターを入れ、少量の湯をかけてすすぎます。
- チャンバーにフィルターキャップを取り付け、マグの上に置きます。チャンバーにコーヒーの粉14gを入れます。
- タイマーを押して、お湯200gをチャンバーの3/4あたりまでコーヒーの粉全体が浸かるように注ぎます。
- チャンバーにプランジャーをはめ込み、タイマーで1分間計って抽出します。
- プランジャーを外し、パドルで円を描くように3回かき混ぜます。再びプランジャーをセットし、30秒ぐらいでゆっくりと押し下げ、完成です。
コーヒードリッパーの入れ方
日本製のハリオV60やカリタウェーブが人気です。香りのコクのバランスがとてもよいコーヒーに仕上がります。
今回は、ハリオV60の入れ方を紹介します。
- 水300mlを94度ぐらいまで熱します。温度計が手元にない場合は、沸騰してから30~40秒ほど蓋をしない状態で待ちます。
- ハリオV60にペーパーフィルターをセットして、お湯100mlほどを全体にまわしてかけて、紙の雑味を取り除きます。そして、サーバーのお湯を捨てます。
- コーヒーの粉12~13gを入れたハリオV60をサーバーの上に置きます。
- タイマーを押し、まずお湯25gを粉全体にかかるように注ぎます。そして、パドルを優しくかき混ぜます。
- 粉がお湯を吸って炭酸ガスが抜けて膨らむまで30秒ほど蒸らしてから、さらにお湯25gを粉の中心から外側へ、時計回りに渦を描くようにゆっくりと注ぎます。
- 抽出にかかる時間は、2分半から3分程度です。抽出し終わったら完成です。