カフェオーナーになるためには
カフェとは、お客様に寛いでもらいながら、コーヒーや紅茶などの飲み物、ランチなどの軽食をお客様に提供するお店の事で、カフェオーナーは自分でカフェを経営し、お店を運営するのが仕事です。
いざはじめようとしても、実際にカフェをはじめるまでには、お店の立地や、資金、設備、必要書類の提出など、やらなければならないことが山ほどあります。
カフェを出店させるにあたって、人通りの良い場所、人の集まる場所など立地条件の良い場所を探し、店舗の建築、店内の内装品や調度品、お皿やティーカップ、厨房器具などを揃えて店舗の準備を行います。
あと、希望しているエリアのマーケット状況を入念にチェックしておきましょう。
「競合店はどんな店があるか?」、「若い人が多いのかそれとも年齢層が高いのか?」、「どういう人たちがそこで生活しているのか?」、「その街の発展状況はどうなのか?」、「仕入れに適した店があるか?」など。できれば、朝、昼、晩と時間を変えて確認するとなお良いと思います。
そして、カフェで販売するメニューを考え、実際に商品を作って味やコストなどの確認をして開店の運びとなります。
カフェを運営していく上では、お客様が寛いでもらえるような雰囲気作りや、美味しいコーヒーや紅茶などの飲み物、サンドウィッチやランチなどの軽食、また、お店独自のサービスを用意するなど、お客様が足を運んでもらえるような努力を常に行わなければいけないと言えるでしょう。
設備機器は、お店で出すメニューによって取り揃えるものが変わってきます。
コーヒー一つとってみても、コーヒーを淹れる方法を、ドリップ式にするかサイフォンにするか、あるいは本格的な業務用マシンを使ってエスプレッソやカプチーノを出すのか、それによって購入する機材も変わってくるし、店の規模や形態によっては購入する台数も変わってきます。
さらに、食事メニューの内容も、簡単な本格的な調理を必要としない、軽食メニューにするのか、よりこだわったランチを出していくのか、それとも得意のデザートを中心にするかによっても必要となる設備は全く変わってくるんです。
本格的な料理な料理やパン、デザートをメニューに入れるのであれば、オーブン設備なども当然必要になってくるし、作業用のテーブルやモノによっては、コールドテーブルなども必要となってきます。
カフェの開業にあたって、必ず必要となるのが「食品衛生責任者資格」です。
これは1店舗に1人、必ずこの資格取得者が必要となります。