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コーヒーに関わる人気の仕事・職種6選とコーヒーバリスタへのなり方

コーヒーに関する仕事、まだまだあります。ちょっとのぞいてみませんか? その②です。

目次

珈琲の研究者

コーヒーに関するさまざまな研究が進んでいます。科学者として成分を研究したり、コーヒーの起源や伝説、コーヒーを取り巻く文化風俗を研究したりと、各方面からコーヒーは研究対象として魅力的な題材です。

興味のある研究をしている大教授のいる大学に入り、目当ての研究室に入るという方法があります。

あるいは、コーヒーを扱う一般企業に研究職として入社する、JICAなどの国際機関や国の研究機関に就職するなどの道もありそうです。

コーヒー器具メーカーの社員

ハリオやメリタ、カリタ、珈琲サイフォンなどがあります。運よく入れたとしても、営業、開発、広報、事務など、会社にはさまざまな部署があるため、希望が通るわけではありません。

ですが、こういう会社に入れば、周りはコーヒー好きの人だらけできっと楽しい会社生活が送れるはずです。カフェや飲食店との取引もあり、コーヒー好きならやりがいを感じながら働けるはずです。

業務用コーヒー器具・機械の代理店の販売員

コーヒーの焙煎機やエスプレッソマシンなどは海外製のものが多いため、それらの商品を日本で販売する代理店が存在します。

それほど規模が大きくありませんが、昨今のコーヒーブームを受け、ニーズはますます増加してくるはずです。

カフェオーナー・店主

資金や時間に余裕があればカフェ開業スクールやセミナーなどで勉強するのもよい方法です。

あるいは、何軒かカフェで働いて修業をしてから独立するのもいいでしょう。

独立にあたり、店舗の取得や開業届の提出など、やることは山のようにあるので、マネージメント力が必要です。また、インテリアセンス、コスト管理能力、接客・料理センスなど、オールマイティーな能力が求められます。

また、開業資金をどのように調達するか、開店準備中の無収入期間をどうやって過ごすかなど、現実的な問題を一つひとつクリアしながら進める必要があります。家族の理解も大事です。

カフェのフランチャイズ(FC)オーナー

ドトールやコメダ珈琲などがFCオーナーを募集しています。

店舗物件の取得、人材集め・教育、収支の管理など、オーナーとしてやるべきことはたくさん。それに開業資金もかかります。

ただし、イチから自分ひとりではじめるより、ブランド力や仕入れルートもあるうえ、加盟店へのサポート体制も整っているなどのFCならではの強みもあります。

喫茶店の店舗デザイナー

カフェオーナーなどの要請を受けて、カフェの内装・外装をデザインするデザイナーという仕事があります。

最近は、ただ箱としての店舗をデザインするだけでなく、扱う商品やコンセプトなども含めて、トータル的なコーディネート力も求められるようになっています。

店舗デザイナーになるには、美術系・建築系の大学や専門学校で学ぶのが第一歩でしょう。卒業してすぐに活躍できるとは限らないので、まずはデザイン事務所に就職したり、師匠についたりしながらスキルと人脈を獲得することが先決でしょう。

コーヒーに関わる人気の仕事・職種のまとめ

いかがだったでしょうか? コーヒーに関わる仕事は、カフェスタッフやバリスタだけではありません。自分の能力を活かし、活躍できるフィールドを探してくださいね。

バリスタという仕事とは、どんなものかご存じでしょうか?

バリスタとは、コーヒーのソムリエだという人もいますが、もともとイタリア語で 「バール(bar)でサービスをする人(~ista)」という意味です。

そのバールにかかせないものがエスプレッソです。その味を守り続けるのがバリスタの仕事です。豊富な経験と確かな技術が要されます。そしてお客様を温かく迎えいれ、気持良く店から送りだします。コーヒー抽出の職人であるとともに、おもてなしのプロでもあるバリスタは、まさにバールの看板でもあるのです。

バリスタの意味

バリスタ(barista)とはイタリア語で「バール(bar)でサービスをする人(~ista)」という意味です。ちなみに、バーテンダー(bartender)とは英語で「バー(bar)でサービスをする人(tender)」という似たような意味になります。
国によって店舗の実態が違うため、語源が同じなのに、「バリスタ=エスプレッソをいれる人」、「バーテンダー=カクテルを作る人」という意味で用いられています。
イタリアのバールは、日中はエスプレッソ系ドリンクをメインに出し、夜はアルコール系ドリンクをメインに出すのがベタです。それと比べて、アメリカや日本のバーは、夜のみの営業でアルコール系ドリンク(特にカクテル)を出します。ということで、語源は同じですが、「バリスタ」と「バーテンダー」は実態の違いを反映して違う意味で用いられているのです。

バリスタへのなり方

誰もが知っているとは思いますが、バリスタには、調理師や栄養士のように国が認める資格というものがありません。

一応、専門学校などでバリスタの授業があり、そこで認定証のようなものが授与されることもあるようですが、それはその課程を修了したことをその学校がただ認めるだけのものになります。
なので、その認定証がないからといって、バリスタになれないというわけではありません。そのため、誰もが知っているようなエスプレッソ系のコーヒーチェーン店や、大手コーヒーメーカーなどでは、社内独自の資格試験を行っており、そこで認められれば、その会社からバリスタと認定してもらえます。

専門学校などで、技術や知識を勉強することで、バリスタを名乗ることもできますが、基本的にはその現場に立ち、そこで見習いのような感じで修行を行いながら認められるようになるのが、一般的なパターンになっています。

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