目次
01カフェを開業するにはコーヒー・カフェ資格がいる?
カフェを開業したいと考えている方の中にはコーヒー専門店を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで気になるのが必要な「資格」。実はカフェを開業するにあたって必須な国家資格はありません。
ただ「食品衛生責任者」資格は必須です。この資格はカフェに限らず飲食店を開く時に必要なもの。保健所に営業許可申請するときに資格の取得を証明できる書類を提出しなければなりません。
この資格は各都道府県の食品衛生協会が開催している講習を受講することで取得できます。
コーヒーやカフェに関しては取得必須の資格はありませんが、民間の協会が独自に設定している認定資格がいくつかあります。お店の魅力アップにつながるのでコーヒーにこだわったカフェを開きたい方は取得を考えてみるのは良いのではないでしょうか?
02コーヒー・カフェ資格を取る方法は?
2-1スクールに通う
まずはスクールに通う方法。実際に通学して座学から実践まで学びます。
この方法のメリットはプライベートと学習する時間をはっきり区別できること。また直接講師に指導してもらえるので対面で授業を受けたい人にはおすすめです。
ただデメリットもあります。通える範囲内にスクールがないかもしれないことです。さらに時間が決められているので、仕事や育児や介護でまとまった時間がとれない方には難しいです。
認定資格の中には指定されたスクールに通わなければ取得できないものもあります。どの資格を取りたいかを考えた上で決めるといいでしょう。
2-2通信講座を受ける
次にご紹介するのは通信講座を受講する方法。講座によってどの認定資格が取得できるのか違うので、取りたい資格を考えてから講座を選ぶといいですよ。
通信講座のメリットはなんといっても自分のペースで都合のいい時間に受けられることです。時間を気にすることなく、その日の状況によって進捗具合も調節できるのでライフスタイルに合わせて学習が進められます。通信講座の場合サポート体制が整っていることが多いので、わからないことがあってもすぐに講師に相談できます。
ただこちらにもデメリットはあります。学習を自分で進めていかなければいけないので学習計画を立てられない人や飽きっぽい人には向いていない方法だと言えるでしょう。また最短でも1~数ヶ月かかるので短期(数日)で取得したい方は対面式の講座をおすすめします。
通信講座にもさまざまな種類があります。その中でも「諒設計アーキテクトラーニング」はおすすめ!わかりやすいテキストと手厚いサポートに定評があります。
気になる方はこちらの「諒設計アーキテクトラーニング」をご覧ください。
2-3独学
最後は自分で勉強する方法です。テキストやインターネットを利用して資格取得に向けて勉強します。
メリットは自分の都合のいい時間帯に学習を進められること。他の二つの方法に比べてお金もかかりません。
しかしデメリットもあります。挫折してしまう方の割合が非常に高いことです。
一緒に頑張っている仲間やわからない時に教えてくれる講師がいないと続かない人がほとんどだと思います。
独学は自分で学習計画をしっかり立てて、一人でもコツコツと学習を進められる人にはおすすめです。
03おすすめコーヒー・カフェ資格7選
その中でも特におすすめの認定資格を7つ紹介していきます。
3-1コーヒーソムリエ
「コーヒーソムリエ」は日本安全食料料理協会(JSFCA)が認定する資格です。美味しいコーヒーを淹れるために豆の選び方から技術的なことまで十分な知識を持つ方が認定されます。コーヒーの歴史やブレンドの仕方、ラテアートやコーヒーカップの種類などコーヒーに関わる幅広い知識が必要です。
この資格はだれでも受けることができます。受験料は10,000円(税込)。在宅で受験できるので遠くの試験会場へ足を運ぶ必要もありません。
「コーヒーソムリエ」は通信講座の「諒設計アーキテクトラーニング」で取得することができます。興味のある方はこちらの「諒設計アーキテクトラーニング」をチェックしてみてください。
3-2カフェオーナー経営士
こちらの「カフェオーナー経営士」も日本安全食料料理協会(JSFCA)が認定する資格。
カフェ経営はコーヒーが好きだけでは成り立ちません。接客・調理・管理・経営などお店全体のことを考えて運営しなければうまくいかないでしょう。
この「カフェオーナー経営士」はカフェオーナーとして管理・運営の知識や技能がある方が取得できる資格です。カフェオープンを目指している方だけではなく、すでに飲食店で働いている方もおすすめですよ。
この資格に受験資格はないので誰でも受けられます。受験料は10,000円(税込)。自宅で受験可能です。
お店の経営に関わりたい人にはぜひ取得していただきたい資格です!
「カフェオーナー経営士」も通信講座の「諒設計アーキテクトラーニング」で取得できます。詳しく知りたい方はこちらの「諒設計アーキテクトラーニング」をご覧ください。
3-3コーヒープロフェッショナル
「コーヒープロフェッショナル」はコーヒーでお馴染みのUCCコーヒーアカデミーが認定している資格です。コーヒーの基本的な知識だけではなくテイスティングや味の比較、エスプレッソマシーンも含めた器具の使い方や抽出方法など技術的な面も十分スペシャリストとして活躍できる人が認定されます。
この資格はUCCコーヒーアカデミーが開催する「プロフェッショナルコース」を受講しなければ受けられません。このコースは現在(2021年8月)神戸または東京の教室で受講できます。
受講費用は60,000円(税込)。受講回数は8回・4回・3回から選べます。
注意点が一つ。「プロフェッショナルコース」は同じくUCCコーヒーアカデミーが主催する「ベーシックコース」を終了した方しか受講できません。自分のライフスタイルなどを加味しながらこの資格取得を目指すか考えてみてくださいね。
コーヒーの専門性をもっと高めたいと考えている方にはおすすめです。
3-4カーサバリスタ(R)
「カーサバリスタ(R)」は一般財団法人日本能力開発推進協会が認定する資格。コーヒー豆の専門的な知識に加えてペーパードリップ・サイフォンなどを用いたコーヒー抽出技術を持っている方が認定されます。
こちらの認定資格は協会が認定する教育機関のカリキュラムを全て終了した人のみが受験できます。受験料は5,600円(税込)。在宅での受験が可能です。
3-5JBAバリスタ ライセンス
「JBAバリスタ ライセンス」は日本バリスタ協会が認定する資格。プロのバリスタであることを認定します。
「JBAバリスタ ライセンス」はレベル1~3までグレードが設けられており、レベル3が最高難度になります。
この資格を受験するためには協会が指定するスクールが開校する講座を受講しなければなりません。各レベルで受講内容が異なり、レベルごとにスクールのカリキュラム終了が必須です。さらにライセンスは3年の有効期限が設けられているので定期的にライセンスを更新する必要もあります。
本場イタリアのエスプレッソについて学べるなどプロのバリスタとして活躍したい人を対象としているので資格の難易度は高めです。
3-6コーヒーマイスター
「コーヒーマイスター」は一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)が認定する資格です。コーヒーに対する深い知識や技術を持っているだけではなく、お客様にピッタリのコーヒーを提供できるサービスマンとして一定のレベルに達している人が認定されます。
実はコーヒーに関する日本の資格で一番歴史が長いのがこの「コーヒーマイスター」なんです。
協会が開催している養成講座を受講し、実技講習を受けた人のみが受験資格を得られます。養成講座は自宅で受講できるので自分のペースで学べますよ。
この資格を取得するには日本スペシャリティー協会の会員になる必要もあります。受講料に加えて年会費も必要になることを考慮の上資格取得を目指すかどうか決めるといいのではないでしょうか。
3-7コーヒースペシャリスト
「コーヒースペシャリスト」は一般社団法人日本能力教育促進協会(JAFA)が認定する資格です。美味しいコーヒーを淹れる技術だけではなく豆・焙煎による違いやラテアートなど、コーヒーの幅広い知識とスイーツ・フードレシピといったコーヒーを楽しむ分野の知識が必要です。
この資格は協会が指定する認定講座を受講した方のみが受験できます。インターネット上で試験を受けられるので試験結果もすぐわかります。
04コーヒー・カフェ資格なら「諒設計アーキテクトラーニング」がおすすめ
通信講座なので自宅で受講でき、まとまった時間が取れない人も自分のペースで学習を進められます。
しかもスペシャル講座ならカリキュラム終了後、卒業課題を出せば試験を受けることなく卒業と同時に資格取得可能です。詳しくはこちらの「諒設計アーキテクトラーニングのカフェW資格講座」をご覧ください。
05コーヒー・カフェ資格を取るメリット
5-1コーヒーに関する知識が深まる
資格取得の勉強をすることでコーヒーに関する知識が深まります。趣味で独学の方もいると思いますが、スクールや講座を受講すればコーヒーの専門家から学べます。
また本やインターネットを使えばいくらでも情報は得られる時代ですが誤った情報が紛れている可能性も。資格取得を通して正しい知識を身につけることができますよ。
5-2プロフェッショナルだと証明できる
いくら知識や技術を持っていてもそれを他人に証明することは容易ではありません。また自分では絶対正しいと思っていることが本当に正しいのかわかりませんよね。
認定資格を取得すれば自分はそのレベルだと証明でき、持っている知識が正しいと示すことが可能です。
5-3カフェ開業に活用できる
資格取得で得た知識をカフェ開業に活用できます。特に「カフェオーナー経営士」はカフェの管理・運営に関する知識が必要になります。
将来カフェをオープンしたいと思っている方ならぜひ取っておきたい資格ですね。
5-4美味しいコーヒーを飲むことができる
認定資格の中にはコーヒー豆の選び方から焙煎・抽出方法まで知識が必要になるものがあります。資格を取得すれば豆の良さを最大限引き出す方法で淹れられるので資格取得前より美味しいコーヒーを飲むことができます!
仕事につなげたいわけではないけど…という方もコーヒー好きならぜひ資格取得を目指してください。いつもの一杯が極上の一杯になりますよ。
5-5身体にいいコーヒーの飲み方がわかる
コーヒーは適切な飲み方をすれば身体にいいものです。しかし飲み方を間違えれば逆に不調の原因になります。
どちらもコーヒーに含まれている「カフェイン」の影響です。適切に摂取すれば「ダイエット効果」や「リラックス効果」「むくみの解消」などとても嬉しい効果が。
しかし飲みすぎると「自律神経の乱れ」「心拍数の増加」「貧血」「歯の黄ばみ」など、嬉しくない効果もあります。
資格取得を通して正しい知識が身につけばコーヒーの効果を最大限引き出せる飲み方がわかります。
06コーヒー・カフェ資格はどう活かせる?
6-1カフェの開業
カフェを開業したいと考えている方。自分がどのようなカフェにしたいのかブランディングも含めて資格取得で得た知識は役に立ちます。
カフェの経営は簡単ではありません。
資格取得すれば絶対成功するわけではありませんが経営に確実に有利になります!
6-2就職に役に立つ
カフェやコーヒー専門店・コーヒーを輸入している会社に就職したいと考えている方。資格を持っていれば自己アピールの材料になります。
コーヒー豆の選び方や器具の使い方・メンテナンス方法を学んでいれば即戦力になれるのではないでしょうか?
6-3趣味として自分で楽しむ
カフェ経営やコーヒー関係に就きたいわけではなく、純粋にコーヒーを楽しみたい方もこの資格は活かせます。
よりコーヒーを深く知ればコーヒー豆選びや抽出も今までと違った目線でできるようになるのではないでしょうか?奥深いコーヒーの世界を知ることでよりコーヒーを楽しめると思います。
休日に友人やご近所さんにコーヒーのレクチャーを開いてもいいですね。地元のカルチャースクールでコーヒーの飲み方講座を行っている方もいます。
07まとめ
どの資格もコーヒーに対する幅広い知識が必要です。資格によっては指定された教育機関で講座を受けなければいけないので、自分のライフスタイルと照らし合わせながらどの資格取得を目指すか考えるといいのではないでしょうか?
カフェ経営を考えている方には「カフェオーナー経営士」がおすすめです。うまくお店を経営していくために知っておくといいことを学べます。
もちろん、ただコーヒーが好きな方にもコーヒー・カフェ資格はおすすめです。
奥深いコーヒーの世界。コーヒーの知識を深めてより自分好みのコーヒーとの新しい出会いを楽しむはいかがでしょうか?